ヘナの1度染め2度染めって何がどう違うの?
ヘナで白髪を染めるには数種類の染め方があります
まだまだ勘違いしている方が多いのでもう一度説明しておきます。
こんにちは! JR南岩国駅から徒歩3分の美容院・プレイスの藤原です
植物(葉っぱ)で染める自然派ヘアカラー(ヘナ)
低アルカリ・弱酸性の縮毛矯正(ストレートパーマ)
髪の傷みを最小限に抑え美髪を提供する事を日々全力で頑張ってます!
アレルギー体質・かぶれ・敏感肌・髪の傷みでお悩みの方でも
安心してご来店いただける技術と材料で
「本当の綺麗と安心」を提案します
特にクセ毛・40代以降の方はお任せ下さい!
普段の営業でのお客様へのご説明が足りてない部分などをここに綴ってます
ご質問等がございましたらお気軽にお問い合わせください
お電話、LINE、コメント欄からでもOKです
℡0827-31-0057
ヘナっていうのはカラー剤の名前ではなく植物の名前です
ヘナの葉っぱを乾燥粉砕して水で溶いて塗るだけ
化学染料や化学物質を一切使用しないヘアカラー
ハーブカラーとか漢方のカラーみたいなカラー剤もあるけど
ハーブや漢方では髪は染まりません
ヘナで染めると黒髪は黒いまま(脱色作用は無い)
白髪は綺麗なオレンジ色に染まります
白髪比率の低い方ならヘナだけで綺麗に隠せるんだけど
白髪の比率が高くなってくるとオレンジが前面に出てきてしまう
毛束の実験だと
↑この色が↓こんなオレンジに染まる
髪の毛は傷まず頭皮にも悪影響がなく、むしろトリートメント効果が高い
カラーアレルギー(かぶれ)がある方でも安心して使用できる
オレンジだけど葉っぱを水で溶くだけなのに
しっかり染まるのがヘナの特徴
だけど白髪の量が多くてさすがにオレンジオレンジしすぎちゃう場合は
インディゴを使う
インディゴは植物に含まれる青い天然染料を指し
インディゴを持つ「ナンバン藍」というマメ科の葉っぱを
ヘナ同様に乾燥粉砕した物を使います
インディゴはヘナにくっ付く事で発色するので
インディゴのみで使用する事はあまりありません
インディゴを使用して染める場合は
ヘナと混ぜて使う、1度染めか
ヘナだけで染めた後にインディゴで重ね染めをする、2度染めに分かれます
ヘナとインディゴを混ぜて1度染めだと染まり具合には限界があります
ヘナだけで染めた染色力を100だとしたら
混ぜて使用する場合は50%~60%程度まで落ちる感じです
(色が違うので一概に比べにくいのですが)
ヘナとインディゴの混ぜる比率を変える事で色の調整はできます
2度染めはヘナを塗って45分置き
一度洗い流してその上にインディゴを塗り30分置くので
1度染めよりも約1時間は長くかかりますし、料金もその分高くなりますが
2度染めが1番白髪をしっかりカバーする事が出来ます
個人差はありますが、暗い茶色から黒に近い深い茶色まで白髪に色が入ります
↓2度染めで染めた髪
ヘナだけで染めると染めた直後からオレンジ色が発色しますが
インディゴを混ぜたり2度染めすると染めた直後は緑色っぽくなります
48時間程度かけて発色していき、最終的には明るい茶色から暗い茶色になります
1度染めだと染まりが物足りない
だけど2度染めの時間は嫌だ!
って方には酸化剤を使用した染め方もあります
ヘナとインディゴを酸化剤で強制的に発色させる方法で
1度染めでもある程度綺麗に染まります
これもヘナとインディゴの比率で染まり上りの色をある程度調整できますが
どんな色でどこまで染まるかは髪質による個人差があるので
カラーチャート(色見本)は作れません。
酸化剤は髪を傷める原因にはなりませんので
1度染めでしっかりと染めたい方にはお勧めします
ですが、パーマや矯正(ストパー)はかかり難くなります
かからないのではなく、かかりの弱い部分ができる場合もある程度です。
プレイスで染めた施術例ですが
白髪量や髪質による違いがあるのであくまでも参考程度に見てください。
じゃあまた (´・ω・ )ノ
Hairmake Place 美容室プレイス
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