ストレートパーマ(縮毛矯正)を4回かけると…

 


 

 

ストレートパーマ(縮毛矯正)もヘアカラーも基本は

リタッチです。(前回の施術から伸びた根元部分だけをかけたり染めたりする事)

 

 

 

 

毎回根元から毛先まで全体をかけたり染めたりしてたら

毛先は何度も施術した事になります

 

 

 

 

 

何度もストレートパーマ(縮毛矯正)をかけると髪の毛がどうなるのか?

毛束を用意して実験してみました。

 

 

 

 

 

 

細くて傷みやすい髪質ですが、ヘアカラーは一度もしていない人毛です

 

 

 

 

一般的な強アルカリのストレートパーマ(縮毛矯正)薬剤を使用します

放置時間も15分

 

 

 

 

洗い流した状態

 

 

 

毛束とはいえ、ちゃんとアイロンをしてしっかり2剤を付けて

アルカリと加水除去もきっちりしました

仕上がりも綺麗、手触りも最初とさほど変化はありません

 

 

 

 

 

そして2回目のストレートパーマ(縮毛矯正)

 

 

 

 

同じようにアイロンして2剤処理後アルカリ加水除去して仕上がりです

手触りは少し悪くなったけど、まだOKな感じです

 

 

 

 

 

 

そして3回目

 

 

 

1剤を洗い流した状態ですが、毛がクタッとしてきた

 

乾かすと少しチリチリした感じになった

 

 

 

アイロンして2剤処理して仕上がり

毛先はやばいけど、この程度のビビリ毛になってしまってプレイスにご来店される方はよく見かけます

 

 

 

 

 

 

そして4回目(怖)

 

 

 

 

一剤を洗い流した状態、もうクシで梳かすのも大変

 

 

 

 

アイロンで出来るだけ誤魔化した

 

 

 

 

 

2剤処理後、何とかなったように見えるかもしれないけど

 

 

 

 

 

乾かすと完全なビビリ毛

濡れてるときは柔らかくクタッとした感じだけど、乾かすとゴワゴワして硬くチリチリした手触り

 

 

 

 

 

1回目の仕上がりと比べてみると

 

 

 

 

 

 

使用した薬剤は一般的な薬剤

放置タイムも15分と長くはないけど、4回目で髪の毛は崩壊した

 

 

 

 

 

ストレートパーマ(縮毛矯正)もパーマもヘアカラーにも

何度も耐えれるほど髪の毛は強くない

1度傷んだ髪の毛は二度と健康毛に戻る事は無い、トリートメントで誤魔化す程度の事しかできません

 

 

 

髪質にあわせた薬剤の選択・放置時間・アイロン温度・スルー回数やテンション

2剤処理、アルカリや加水を残留させない後処理が大切なんです

 

 

 

 

今回は4回目で崩壊したけど

やり方や髪質によっては1回目で崩壊する事だってある

逆に4回以上全体にかけてもOKな場合もあるけどね

 

 

 

追求していくと、ストレートパーマ(縮毛矯正)って本当に繊細で奥の深い技術です

 

 

 

 

 

 

 

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