【ヘアカラーがメニエール病や難聴の原因に!?】の記事に、コメントを頂きました
今年の1月に書いた記事
ヘアカラーに含まれる化学染料がめまいの原因になるって話を聞き、色々調べてみると
【第58回 日本平衡神経科学会学術講演会】
にて化学染料と平衡衝動(めまい)との関係について興味深い話があったり
厚生労働省の
騒音性難聴による生活の質と労働生産性の低下を防ぐ予防から発症後まで
俯瞰したデータ収集と現場の支援に関する研究
にはアリニン色素と難聴について書いてあったりと
ヘアカラーを施術で使う美容師として、色々考えさせられる事になりました。
こんにちは!
JR南岩国駅すぐ近くの美容院・プレイスの藤原です
自分自身がカラーアレルギーを経験した事から
植物(葉っぱ)で染める自然派ヘアカラー(ヘナ・インディゴ)に力を入れて
安心と美髪を提供する事に日々全力で頑張ってます!
特にクセ毛・40代以降の方はお任せください!
普段の営業でのお客様へのご説明が足りてない部分などをここに綴ってます
ご質問等がございましたらお気軽にお問い合わせください
お電話、LINE、コメント欄からでもOKです
℡0827-31-0057
その記事にこんなコメントを頂きました
初めまして。ブログ拝見しました。
貴重な記事をありがとうございます。
私も難聴があり、10年以上、頻繁にヘアカラーをしてきました。
有名な耳鼻科の医師が、ヘアカラーの内耳への影響を著者に書いていたのをきっかけに、ヘアカラーをきっぱり辞めました。
最近になって白髪が目立つようになってきました。
ヘナでも黒っぽく染まりますか?
また、ヘアマニキュアもアニリン色素を含みますか?ヘアマニキュアも内耳に影響のある溶剤でしょうか?
僕がアリニン色素とめまいの関係性を知るきっかけになったのは
あるお客様がメニエール病を発症して病院へ行くと
「今すぐヘアカラーをやめなさい!」
と医者に言われた。ってお話を聞いた事が始まりです
耳鼻科の先生や鍼灸治療院の先生方も
アニリン色素・アニリン染料・アニリン誘導体
がメニエール病や突発性難聴の原因となるって書いていました
ちなみに、アニリン色素・アニリン染料・アニリン誘導体
は呼び方の違いで全部同じものを指します
アニリン色素とは天然染料ではない合成染料全般の事
ヘアカラーに含まれる化学染料(パラフェニレンジアミン)もアニリン色素(染料)です
頂いたコメントのこの部分ですが⇩
ヘアマニキュアもアニリン色素を含みますか?ヘアマニキュアも内耳に影響のある溶剤でしょうか?
ヘアマニキュアはタール系染料と呼ばれる化学染料が配合されています
黒401・赤106・青1のように表記されます
なのでへマニキュアにもアリニン色素は含まれています
ですが、ヘアマニキュアは頭皮に付けないように塗布をする事や
分子量がジアミン(ヘアカラーに含まれる染料)よりも大きい事を考えると
影響は少ないかもしれません
申し訳ないのですが、僕にはこれ以上は分かりません
ヘアカラーや白髪染めと呼ばれるアルカリカラーに含まれる
化学染料・パラフェニレンジアミン の分子量は108
ヘアマニキュアに含まれるタール系染料は
黒401=616
青1=792
と数倍の大きさです
これも以前書いた記事ですが⇩⇩500ダルトンルールについて書いてます
過去記事では化粧水の話の中ではありますが
表皮は3000以下、真皮は分子量500程度までの分子量しか通さない
という500ダルトンルールが存在する事を書いています
パラフェニレンジアミンの分子量=108
黒401=616
青1=792
ですが、500ダルトンルールは、あくまでも健康な皮膚の話なので
肌荒れをしていたり、加齢によるセラミド不足などが起きていると
500ダルトン以上の物でも真皮まで通してしまいます
なので、影響は少ないかもしれない。としか言えません
プロトピック軟膏ってアトピー性皮膚炎の過剰な免疫反応を抑える薬があるんだけど
分子量は「822ダルトン」で「500ダルトン」より大きいので皮膚を通過できません
だけど、荒れて傷んだ皮膚に対しては真皮まで到達できます
皮膚の悪い部位にのみ吸収されて効果を発揮し、健全な皮膚の部位からは吸収されません。
そう考えると、頭皮の状態が良くない場合はへアマニキュアの染料も真皮にまで到達し
良くない影響が出る可能性があります
実際にジアミンアレルギーを持つ方のうち
一定数の方はタール系染料にもアレルギー反応を起こしてしまいます。
コメントのこの部分⇩⇩⇩に関しての返信ですが
最近になって白髪が目立つようになってきました。
ヘナでも黒っぽく染まりますか?
ヘナだけだと白髪はオレンジ色になりますが
インディゴを混ぜた1度染め、もしくはヘナとインディゴで2度染めをすれば
白髪は明るい茶色~ほぼ黒まで染まります
ヘナにもインディゴにもアリニン色素は一切含まれません
ですが、化学染料の含まれるケミカルヘナも多く存在しますので
気を付けて選んでください
インドで品質の悪いヘナの葉に見た目や染まりををよくするために
「ピクラミン酸」等の科学染を配合して天然100%として販売されている事もあるので
あまりにも安価なヘナは危険です。
いつでもご相談ください。
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