ストレートパーマ(縮毛矯正)をかけた毛先部分がチリチリしている
ヘアカラーとストレートパーマ(縮毛矯正)を昔からかけ続けていたけど
髪の毛の傷みが気になってプレイスに来られるようになったお客様のお話
「毛先にチリチリした部分がある」
とご自分でも気がついていたのですが
ヘアカラーとストパーの繰り返しで髪の毛の傷みが限度を超えて
ビビリ毛になってたんですよね
ビビリ毛とはポーラス毛とも呼ばれる髪の毛の状態
濡れてるときはテロンとした柔らかい感じなんだけど
乾くとガシガシしたような手触りでチリチリした質感になる極度に傷んだ状態の事(下の写真は、かなり酷いビビリ毛)
健康毛は中身が詰まった状態
傷むと中身が少なくなってきて、隙間ができる
シャンプーなんかで濡れると、傷みで出来た隙間に水が入り込むから
傷みずぎると水分が毛髪内部にたくさん入り、乾きにくくなる
説明し難いので、すごく分かりやすく図にしてみた
実際はもっと複雑なんだけど絵の才能がない(苦笑)
左が傷んで出来た穴(ダメージホール)に水が入り込んだ状態
乾かすとダメージホールの水分が抜け出て穴が空いた部分が縮まるのでチリチリした髪になる
これがビビリ毛(ポーラス毛)がチリチリになる原理
原因はたった一つ
傷みすぎ!
冒頭のお客様は、ストレートパーマ(縮毛矯正)を今までのお店では
毎回全体にかけていた
のが原因で髪の毛の傷みが限度を超えてしまいビビリ毛になってしまったんですよね
積み重なりで出来たビビリ毛なんで
修復も誤魔化す事さえも不可能 かわいそうだけど切るしかない
長さで言えば1年分くらいが軽いビビリ毛なので
全治1年間という長いスパンで考えなければいけない
何度も全体にかけたから傷む
↓
傷みでバサバサしてクセが出たように感じる
↓
また全体にかける
↓
もっと傷んでもっとバサバサする
↓
また全体にかける
の悪循環に陥ってる方が本当に多いです
傷みが少なければ、時間が経っても毛先は綺麗なままなので
根元のリタッチだけで十分なんです
↓の画像のように、前回の施術から伸びた部分のみに薬剤を付ける事をリタッチと呼びます
旧ブログの過去記事も合わせて読んでみてください