縮毛矯正(ストレートパーマ)の2剤がヘアカラー!?

 

以前行ってた美容院では

 

「縮毛矯正(ストレートパーマ)とヘアカラーの2剤は同じだから

カラーが2剤の代わりになる。」

 

って言われて、アイロン後すぐにヘアカラーをしてたんだけど

あれってどうなんですか?

 

 

って質問がありました。

 

 


 

こんにちは! JR南岩国駅から徒歩3分の美容院・プレイスの藤原です

植物(葉っぱ)で染める自然派ヘアカラー(ヘナ)

低アルカリ・弱酸性の縮毛矯正(ストレートパーマ)

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縮毛矯正とヘアカラーの同時施術だと

 

普通は

矯正1剤→流す→アイロン→矯正2剤→流す→ヘアカラー

だけど

矯正1剤→流す→アイロン→ヘアカラー

ってやり方をするって事なんだけど

 

 

 

2剤を塗布する時間と、2剤の放置タイムと洗い流す時間の短縮になる事が

ヘアカラーを矯正の2剤の代用にする事によるメリット

 

 

 

縮毛矯正では2剤に過酸化水素水を使う事が多いし

ヘアカラーの2剤は過酸化水素水なので確かに 同じ物

 

 

 

 

だけど、縮毛矯正の2剤に使う過酸化水素水の濃度は1~1.5%程度

ヘアカラーで使う過酸化水素水は3~6%なので

 

濃度が3~4倍も違う

 

 

 

 

 

 

そもそも過酸化水素を使う理由は

 

縮毛矯正は1剤で髪の毛の中の結合を切って、アイロンで真っすぐに整えて2剤で酸化させて固定する為

ヘアカラーは1剤のアルカリ剤と過酸化水素水を酸化反応をさせて髪の毛を染める為の物

 

 

 

 

アルカリと過酸化水素水を混ぜ合わせて化学反応を起こしてる物を

矯正の1剤で髪の毛のPHをアルカリに傾けて結合を切ってあるデリケートな状態の上に

ベタベタ塗るなんてどう考えても良いわけがない

 

 

 

 

同じ過酸化水素水とはいえ

ヘアカラーの2剤はヘアカラーの反応に使用するためにわざわざ計量して混ぜ合わせてるのに

同時に縮毛矯正にも使おうなんて虫が良すぎるでしょ?

 

 

 

 

過酸化水素水の反応が足りなければ

髪の毛の中の結合は切れっぱなしになる

 

 

切れっぱなしだと、時間の経過と共に髪の毛の傷みやクセの戻りが起きる事もある

 

 

 

なので矯正の2剤の代わりにヘアカラーを使うと

 

美容院にとっては

時間と2剤コストの削減という大きなメリットがある

 

 

だけどお客さんにとっては20~30分早く終わる代わりに

髪の毛は傷んで、クセの戻りも起きやすくなるというデメリットしかない

 

 

 

 

僕が見習いの頃にもパーマやストパーの2剤代わりにヘアカラー

ってのが一時的に流行ってたけど

今でもそんなことやってる美容院がある事に驚くけど

 

 

そもそも特別な道具が必要なわけでもないんだから

メリットの方が大きいんだったらどこの美容院でもやってると思わない?

 

 

 

 

 

 

 

 

縮毛矯正の2剤ってある意味

1剤以上に重要なんですよ!

 

 

 

 

 

 

じゃあまた (´・ω・ )ノ


 

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