ヘアオイルを付けるとクセ毛が落ち着く?【続き】
昨日の続きです
こんにちは!
JR南岩国駅から徒歩3分の美容院・プレイスの藤原です
植物(葉っぱ)で染める自然派ヘアカラー(ヘナ)
低アルカリ・弱酸性の縮毛矯正(ストレートパーマ)
髪の傷みを最小限に抑え美髪を提供する事を日々全力で頑張ってます!
アレルギー体質・かぶれ・敏感肌・髪の傷みでお悩みの方でも
安心してご来店いただける技術と材料で
「本当の綺麗と安心」を提案します
特にクセ毛・40代以降の方はお任せ下さい!
普段の営業でのお客様へのご説明が足りてない部分などをここに綴ってます
ご質問等がございましたらお気軽にお問い合わせください
お電話、LINE、コメント欄からでもOKです
℡0827-31-0057
藤原さんのBlogをふと見ていたら、5/12付記事に「洗い流さないトリートメントを付けまくる」とありました
私もドライヤーの前にトリートメントをつけているのですが、やめた方がいいのでしょうか?
昨夜使用しないで乾かしたところ、今朝やっぱりまとまり悪いんです。なので使い続けたいのです。
ちなみに使っている成分は以下の通り↓
ミリスチン酸メチルヘプチル、アーモンド油、ドデカン、オリーブ果実油、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、ダイズ油、アルガニアスピノサ核油、スクワラン、コメ胚芽油、イソステアリン酸、オレンジ果皮油、グレープフルーツ果皮油、アミリスバルサミフェラ樹皮油、ベルガモット果実油、アラリアエスクレンタエキス、水、イソステアロイル加水分解コラーゲン、加水分解ケラチン、トコフェロール、プロパンジオール、イタリアイトスギ葉/実/茎油、コリアンダー果実油、セージ油、ニオイテンジクアオイ油、パルマローザ油、プチグレン油、ベチベル根油、ライム油、レモングラス油、ローズマリー葉油、ニンジン根エキス、BG、香料、フェノキシエタノール、BHT
こうしてみると油が多いですね。
これを3~4滴使っています。
「付けまくる」に該当しますか?
この質問の答えの続きなんですが
>昨夜使用しないで乾かしたところ、今朝やっぱりまとまり悪いんです。なので使い続けたいのです。
オイルや洗い流さないトリートメントを付けるとクセ毛が落ち着くのは
髪の毛のトリートメント成分が効いてまとまりが良くなったんだ!
って勘違いしてる人もいるけど、本当はそうじゃなくて
●オイルの重さでクセが落ち着く
●油分の被膜のせいで湿度の影響を受けにくくなる
からまとまりが良くなってるだけです
まとまりがよくなるのならそれで良いんだけど
過度な被膜は髪の毛を傷める原因になったり、パーマやカラー剤の浸透の妨げにもなる
人間の組織の中でも一番疎水性と言われるキューティクルに張り付いた油は被膜となり
シャンプーしても簡単には落ちないからね。
油分やトリートメントの被膜とキューティクルの関係は過去記事を読んでください
洗い流さないトリートメントやヘアオイルの使い過ぎで被膜が出来てると
パーマ液が浸透しにくく効きにくくなる
だけどある一定を超えると突然ドカン!と効いてしまう事があるんです
なんて言ったらいいんだろう?
効き具合のストライクゾーンが狭いみたいな感じ
なので以前の記事で
「ヘアオイルを付けまくったり美容院のシステムトリートメントをしまくってる髪の毛は
縮毛矯正の失敗を招きやすくなる」って書いたんです
キューティクルは髪の毛の水分調整機能です
その上に被膜を作る事で髪の毛は水分調整が上手くいかなくなりクセ毛はよりパサつき広がるようになり
もっとオイルを付けないと落ち着かない→よりパサつく→もっともっとオイル
の悪循環にはまります
美容院のメニューのトリートメントでも同じことが起きるので
美容院やメーカーにとっては商品やシステムトリートメントが売れるから都合が良い(苦笑)
最後に質問の答えをまとめると
ドライヤー前に付けるのは絶対にやめた方が良いです
付けたらまとまりがよくなるのは決して髪に良いからではありません。
付ける事が髪の毛の傷みやパサつきの原因になったり、パーマやカラーの邪魔にもなるし
本人の髪質や長さを考えると、毎日3~4滴使ってるのは「付けまくる」に該当します
なので付けるのは完全乾燥後の最後の仕上げに必要最小限に使用する事にして
オイル分が残りすぎないよう、しっかりと洗えるシャンプーを使う事をお勧めします
それと もう少し軽めの洗い流さないトリートメントの方が良いと思います。
じゃあまた (´・ω・ )ノ
Hairmake Place 美容室プレイス
岩国市南岩国1-13-35 ℡ 0827-31-0057