こういう午後を集めて歳を重ねていく。【旧車と昭和の匂い】
定休日の朝
コーヒーより先に手が伸びたのは、ゼファーでした。
今日のテーマは、タンデムバーの取り付け
旧車には、やっぱりメッキが似合います。

ただ付けるだけだと思ってたけど、
リアウインカーを緩めて逃がさないと入らない構造。
予定通りに進まないのがバイクカスタム、
そこも楽しめるくらいじゃないといけない。
それでも、取り付け終わったリアビューを見た瞬間、
そんな手間はどうでもよくなる。
今のバイクにはない、あの時代の空気感
やっぱり旧車は最高だ。

昼頃には雪も溶けたので
周防大島まで軽くツーリング。
冬の海沿いの道は空いていて、
エンジン音だけがやけに響きます。
こういう静かな道を走ると、ゼファーの良さがよく分かる。

今のバイクは、便利で、速くて、軽くて、よく曲がる。
でも、ゼファーは「走っている感覚」がまるで違います。
正直に言えば、性能だけなら現代のバイクの方が圧倒的に上。
でも、こいつには“会話”をしているような感覚があるんです。

僕の中では「不便さも楽しむのが趣味」で、
「便利さを求めるのが移動手段」
バイクにも、そんな二つの役割がある気がしています。
ゼファーが機械式腕時計だとしたら
今のバイクはスマートウォッチ、
正確で便利だけど、機械の鼓動は感じられない。
不便さも楽しめるようになったら、
それは大人になった証拠かもしれません。
そして面白いことに、
人間の脳は、「情報量が多い刺激」を快楽として処理するらしい。
旧車(空冷キャブ車)は
振動、熱、ガソリンの匂い、機械音、排気音、
五感に入ってくる情報量が、とにかく多い。
便利さより、刺激の多さが記憶に残る。
だから旧車は、理屈以上に中毒性があるんだと思う。
脳の仕様なら、仕方がないですよね(笑)
昼食は周防大島にある「城山食堂」へ

古き良き昭和を思い出させてくれそうな店内で、
中華そばと焼き飯をいただきました。
どこか懐かしい味
たぶん、子どもの頃に食べた記憶とつながっているんだと思います。
チャーハンじゃなくて、焼き飯。
パラパラよりも、少ししっとりしていて、家の台所の匂いがする。
こういう店が、いつまでも残っていてほしいですね。


その後は、道の駅で缶コーヒーを飲んで帰った。
どんなに寒くても、
外でバイクを眺めながら飲む缶コーヒーは格別だ。
どんなに高級な料理や、こだわりのドリップコーヒーよりも美味しい。
味じゃなくて、時間と景色がごちそうなんだと思う。
たぶん僕は、これからもこういう午後を集めて歳を重ねていくんだろう。

じゃあまた (´・ω・)ノ
▼LINE登録はこちら(ご予約・質問・ご相談はLINEからでもできます)
▼プレイスがはじめての方へ(サロン紹介・アクセス・料金など)
Hairmake Place 美容室プレイス
岩国市南岩国1-13-35
℡ 0827-31-0057



