医者ではない僕にできること。「ヘナを通して守りたいもの」

今年だけでも、プレイスのお客様の中で2人の方ががんを患ってしまいました。

 

幸いお二人とも、元気に回復されたので良かったのですが、

毎年、数人のお客様が癌がんになってしまいます。

 

美容師として何年も関わってきた方が、病気になる姿を見るのは本当に辛く、胸が痛みます。

 

僕は医者ではありません、

治療をすることも、医学的な専門知識を持っているわけでもありません。

 

それでも――

「少しでも防ぐ力になれたら」「健康を支えるお手伝い」なら、美容師としてできることがあるんじゃないか。

そう思い、日々、論文や文献を読み漁っています。

 

最近、ヘナとがんに関するいくつかの研究を新たに見つけたので、

ここで情報として紹介しておこうと思います。

 


こんにちは♪

南岩国駅すぐの美容室「プレイス」の藤原です。

自分自身がヘアカラーにアレルギーを発症したことをきっかけに

植物で染める自然派ヘアカラー(ヘナ・インディゴ)に力を入れています。

特に40代以降の髪のお悩みに全力対応中!

 

普段の営業で伝えきれないことをこのブログに綴っています。

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◆PubMedで見つけた「ヘナとがん」に関する研究

ヘナとがんの関係について調べる中で、

医学論文データベース「PubMed(パブメド)」でいくつかの興味深い研究を見つけました。

 

PubMedとは、アメリカ国立医学図書館(NLM)が運営する世界最大級の医学・生命科学分野の論文データベースです。

世界中の主要な医学雑誌に掲載された研究のタイトルや要約を検索でき、

医療関係者や研究者が最新の科学的根拠を確認するために利用しています。

 


 

「New cytotoxic compounds from flowers of Lawsonia inermis L」(2014)

「ローソニア・イネルミス(ヘナ)の非極性抽出物による抗増殖作用およびアポトーシス誘導効果」

【著者】Md. Saidur Rahman氏 他

11年前の論文です

 

要約👇

ヘナの抽出物を、子宮頸がん細胞、乳がん細胞、肺がん細胞、グリオーマ細胞(脳腫瘍の元)に対して検証した結果

全ての細胞の増殖を防ぎ、アポトーシス誘導効果細胞がが認められた。

(アポトーシス誘導効果とは、がん細胞が自分で死ぬスイッチを入れる働きのこと)

 

抽出物に含まれる主成分としてエラジ酸やケンフェロールが検出され、

これらの成分が抗がん効果に寄与していると推測されます。

 

将来的な抗がん剤開発の有望な候補とされていますが、安全性試験など更なる研究が必要です。

 

リンク👇

Antiproliferative and Apoptosis Inducing Effects of Non-Polar Fractions from Lawsonia inermis L. in Cervical (HeLa) Cancer Cells – PubMed

 


「The effect of co-administration of Lawsonia inermis extract and octreotide on experimental hepatocellular carcinoma」(2015)

「ローソニア(ヘナ)抽出物とオクトレオチドの実験的肝細胞癌に対する同時投与の効果」

 

【著者】
N M Abdel-Hamid、O M Mohafez、M H Nazmy、A Farhan、K Thabet

10年前の論文です

 

要約👇

ヘナの抽出物が肝臓がんに対して、進行抑制効果が示された。

特にとオクトレオチド(ホルモン分泌を抑制する薬)と併用すると最も効果的で、がんの予防に有望である。

ただし、マウス実験の段階です。

 

リンク👇

The effect of co-administration of Lawsonia inermis extract and octreotide on experimental hepatocellular carcinoma – PubMed


 

「In Vitro: Cytotoxicity, Apoptosis and Ameliorative Potential of Lawsonia inermis Extract in Human Lung, Colon and Liver Cancer Cell Line」(2020)

肺がん、大腸がん、肝臓がん細胞株に対するローソニア・イネルミス(ヘナ)抽出物の細胞毒性、アポトーシス誘導および改善効果の研究

 

【著者】

Sharmeen Ishteyaque、他

5年前の論文です。

 

要約👇

ヘナの抽出物が、肺がん、大腸がん、肝臓がんのがん細胞に与える効果を検証。

ヘナの抽出物は細胞増殖を抑制し、40%以上の抑制効果を示しました。

がん細胞のアポトーシス誘導も確認、裏付けられた。

 

これにより、ヘナの抽出物はがん細胞に対して有望な抗がん活性を持つことが示されました。

ただし、試験管内実験にて。

 

リンク👇

In Vitro: Cytotoxicity, Apoptosis and Ameliorative Potential of Lawsonia inermis Extract in Human Lung, Colon and Liver Cancer Cell Line – PubMed


 

これらの研究を読んでいて感じるのは

「ヘナには、まだ知らない可能性がたくさんある」ということです。

 

もちろん、論文で示されているのは試験管や動物実験の段階で、

“ヘナでがんを防げる”と断言できるものではありません。

 

それでも、ヘナによる天然の抗酸化作用や、抗菌作用、血流を整える働き、

そして何より「天然成分だけで髪を染められる安心感」には、

髪を染めること以上の力があると感じています。

 


 

僕自身、ヘアカラーにアレルギー(カラーかぶれ)を起こしてしまい、

自分の髪を化学染料で染める事はできません。

 

その経験から、髪をきれいにするだけでなく、

「体と心の健康を守るお手伝い」もしていきたい。

と強く思うようになりました。

 

もしヘナがその一助になるとしたら、

それを伝えていくことは、僕にできる小さな使命だと思っています。

 

髪も、身体も、心も。

すべてはつながっています。

 

ヘナを通して、そのつながりを大切にしながら、

「美しさ」と「健康」を守るお手伝いをしていけたら…

それが、医者ではない僕にできることだと思っています。

 

 

 

最後に、

この文章は「医学的な治療の提案」ではなく、

一美容師として感じたこと・調べたことを共有するためのものです。

 

気になる体調や病気については、必ず医師や専門家にご相談ください。

 

 

じゃあまた (´・ω・)ノ


 

 

 

Hairmake Place 美容室プレイス

岩国市南岩国1-13-35 0827-31-0057

 


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