こだわりのメニュー紹介「ストレートパーマ・縮毛矯正編」
まず最初に、ストレートパーマと縮毛矯正は今現在は同じ物です
厳密にはプレイスでは同じ物です。かな?
昔のストレートパーマはたいしてクセ毛が伸びずクセもすぐに戻ってしまっていました
20数年前、それ以前からあるストレートパーマとは違う理論と薬剤で新しく出てきた「縮毛矯正」
それまでのストパーでは伸びなかったクセ毛も綺麗に伸びるようになったので当時は画期的な出来事でした
だけど、当時の縮毛矯正は時間(5~6時間)も金額(5万円前後)もストレートパーマの数倍かかったので
クセの弱い人やパーマ落としにはストレートパーマ、クセの強い人は縮毛矯正、と使い分けていました
ですが時代と共に薬剤や理論が進化し施術時間も短く、それに伴い料金も安くなり
昔ながらのストレートパーマにはメリットがほとんどなくなり、美容院のメニューからも消えてしまいました。
今現在は美容院によってメニュー名にストレートパーマ表記と縮毛矯正表記するお店に分かれてしまっている不思議な状態
昔のストレートパーマを知っている世代はストパーと矯正は違う物と思っていたりしますが
今の20代の子達は昔のストレートパーマを知るはずもなく、逆に縮毛矯正という言葉に馴染みがなかったりします
2種類の呼び方が残ってしまいややこしい状態なのはそんな過去があるからなんですよね。
(注意・お店によっては昔のストパーをやってるところもあるかもしれません)
前置きが長くなってしまいましたが
僕は昔ストレートパーマ(縮毛矯正)を施術するのが大嫌いでした
なぜなら、ストパーをかけたら根元から毛先までピンピンの真っ直ぐになって不自然でスタイルも何もあったもんじゃないって思ってたから
実際ストパーをかけたら根元ペッタンコで毛先までピンピンの真っ直ぐになって
金太郎かカッパのようになった経験がある方も多いでしょ?
根元がぺったんこで毛先までピンピンのストレートも若い子だったら有りなんだろうけど
40代・50代の女性が根元ぺったんこで毛先までピンピンで毛先はスッカスカだったら、どう考えてもおかしいでしょ?
それにストレートパーマをかけたら真っ直ぐ一辺倒しか選べずスタイルを楽しめないなんて面白くないでしょ?
そんな苦手意識のようなものを持っていたストパーを何とかしたいと思い
暇さえあれば人形の髪の毛にストパーをかけ続け、身内の髪を犠牲にし(苦笑)
先駆者の先輩の知恵をお借りしながら何年もかけて少しずつ完成させていったプレイスのストパーは
スタイルを作るストレートパーマ(縮毛矯正)です
好きな所に丸みやカールを付けられて、デジパーのような傷みも出ないし時間もかからない
スタイルに合わせてカールやカーブの強弱も付けられるから、肩上でもショートでも不自然にならない
アイロンにもこだわりがあります
色んなアイロンを使ってきたけど、この2本の溝があるからこそプレイスのストパーは成り立ってます
使う箇所やスタイルによっては片面に布を巻きつけて使います
布も色々試したけど、滑り・厚み・目の細かさでこれが一番
美容師さんが見てもなんでこんな使い方するのか分からない人がほとんどだろうけど
プレイスのストパーにとってはすごく大切な事
肩上の長さで普通にストパーかけた事ある人ならわかると思うけど
こんな仕上がりにならないでしょ?
毛先までストパーかけてこんなスタイルが作れるのも
スタイルを作るストレートパーマ(縮毛矯正)だからこそなんです