加齢によるクセ毛の悪循環!?艶が失われ、収まりも悪くなる理由

年齢とともに、髪のうねりや広がりが気になってきた…そんな方は多いはず

でも、間違ったケアを続けると、髪の悩みはどんどん悪化してしまう「悪循環」に陥ることもあります

 

そこで今回は

・加齢毛とはそもそも何か

・髪にどんな変化が起きるのか

・悪循環を防ぐための具体的な対処法

について解説していきます

 

自分の髪質を理解して、正しい方法で扱いやすい髪の毛を手に入れましょう♪

 


 

こんにちは♪

南岩国駅すぐの美容室「プレイス」の藤原です。

自分自身がヘアカラーにアレルギーを発症したことをきっかけに

植物で染める自然派ヘアカラー(ヘナ・インディゴ)に力を入れています。

特に40代以降の髪のお悩みに全力対応中!

 

普段の営業で伝えきれないことをこのブログに綴っています。

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1. 加齢による髪質変化とは

髪の毛には「カルボニル化」や「毛粗しょう」という現象が起こります

30代をピークに髪の毛のハリ・ツヤ・コシ・水分量・タンパク質は減少していきます

また、年齢と共に女性ホルモン(エストロゲン)の減少が起き、髪の艶にも影響が出てきます

 

・髪の成長サイクルの乱れ

エストロゲンは髪の成長期を維持し、退行期や休止期への移行を抑制する働きがあります

加齢とともにエストロゲンが減少すると成長期の髪が減り、抜け毛や薄毛が増加。

結果的に髪全体が細く、少なくなります。

 

・髪のハリ・コシ・ツヤの低下

エストロゲンは毛母細胞を活性化し、健康で太い髪を育てるのに重要な働きをしているので

減少すると髪が細く柔らかくなり、ハリやコシ、艶が失われやすくなります。

 

・抜け毛や薄毛の増加

ホルモンバランスの変化により、抜け毛や薄毛が進行しやすくなります

特に更年期以降はこの傾向が顕著です。

 

・エストロゲンとは?

「エストロゲン」とは、「女性ホルモン」のひとつで、思春期から分泌量が増加します

20代半ば~30代前半に分泌量のピークを迎え、その後40歳ごろから徐々に減少

特に40代後半から50代前半の更年期にかけて急激に減少し、50歳前後を境にほとんど分泌されなくなります。

 

カルボニル化についてはこちらを読んでみてください👇

頭皮と毛髪の加齢変化に相関性_pdf

 

2. 加齢毛が引き起こす影響

・加齢により髪がうねることで光を反射しにくくなり、艶が失われる

・毛先の方向が揃わず、収まりが悪くなる

・水分量の低下で乾燥しやすくなり、パサつきにつながる

 

髪の毛は細くなってきているはずなのに、以前よりも広がるように感じる…

そんな風に悩んでいる人が多いんです。

 

3. 広がりを抑えるために

加齢によるパサつきや広がりを抑えるために、毛量を減らそうと思う方が多いのですが

レイヤーを高い位置から入れたり、梳き過ぎたりする事で悪循環に陥ることがあります

 

軽さは動きを生み、重みは収まりにつながります

レイヤーや梳きバサミは軽さを出す代わりに収まりを犠牲にするため、軽さと収まりは基本的に相反するものなんです。

 

また、梳くことで短い髪が増え、髪の面が整わなくなると、

余計に艶が失われ、パサつきを助長してしまいます。

 

4. 悪循環を断ち切るためのポイント

梳けば梳くほど毛先がパサつき

毛量は減ったはずなのに余計に広がる…

 

そんな悪循環から逃れるには

・梳きすぎずに適度な重さを残す

・スタイリング剤も重みとなるので、活用する

・ヘアカラーからヘナに変え、髪のダメージを減らすことでパサつきを軽減し、艶を取り戻す

 

軽さは正義ではありません

軽さに振り回されず、収まりと艶を取り戻すことこそが、加齢毛の悪循環を断ち切る鍵です。

 

じゃあまた (´・ω・)ノ


 

 

 

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