プレイス・オープン物語 Ⅰ
GW10連休も中盤に差し掛かり、プレイスも本日から4連休
7日(火)から通常営業となります。
この4日間はブログを休もうかな?とも思ったんだけど
毎日更新が滞るのも何だか悔しいので、こんな時でもないと書かないような事でもないかなぁって考えてて思い付いたのが
平成の出来事 プレイスオープン前後の話
今でこそ それなりに売り上げもあがって ある程度の生活をさせてもらってますが
オープン当初は何もかもが思い通りにいかず悶々とした日々を過ごしていた時期もありました
そんなプレイスオープン当初の苦しかった時代を思い返しながら書いてみようと思います。
よろしければ「プレイス・オープン物語」に4日間お付き合いください。
平成19年・僕が34歳の時、長男の出産をきっかけに嫁の地元である岩国市へ移住
実家の近くの岩国市多田って場所に3DKのマンションを駐車場1台付き6万円で借りて住んでた
中央フードってローカルなスーパーが2件隣だったから便利な場所だったなぁ
(ちなみに駐車場2台目は3000円 安っ!)
その引越し後すぐの事だったんだけど、付き合いのある材料屋さんから
「南岩国駅のすぐ近くに空き店舗があるんだけど、やってみたら?」
って話が舞い込んできた
とうとうこの時が来たーーーーーー!
何年も何年も夢見てきた美容院オープンの夢が実現する!?
広島の中心部で何店舗も店長経験したし、東京でも数年間働いた
17歳で美容院に就職し34歳だったから、美容師キャリアも17年と申し分ない!
当時の僕に 迷いは全く無かった
だけど、その時この辺りの美容院の店長さんクラスよりも多くの給料を貰っていたから
「給料も良いし、そのままそこのお店で働いててくれたらいいのに」
って嫁は思ってたらしい(何年も後から聞いた)笑
店舗オープンの事を何人かに相談をしてみたんだけど
経営が上手くいってる人は「やった方が良いよ!」
上手くいってない人は「始めるのは簡単だけど大変だからねぇ…」「お金かかるよ…」
って答えだった
この時、付き合う人を選ぶ事も大切だと本気で思った
資金問題については以前書いてるから過去記事で↓
12月という美容院の1番の繁盛期までにはオープンしたいので
平成19年11月中のオープンを目指し、10月末で前職場を退社しオープン準備に取り掛かった
従業員時代に何度か美容院の新規立ち上げを経験しているので、準備は慣れたものだった
そしてプライベートでは長男が9月に産まれたばかりなので
当分の間は嫁の実家に一緒に住んで義理の母に子守をしてもらう事になった
店を出す と決めた時からどこから来るのか分からない 変な自信を持っていた僕は
一度も働いた事のない、知り合いもいない岩国市で美容院をオープンする事に対して一切不安が無く
宣伝も新聞に入る集合チラシに小さい枠に1回掲載だけ、しかも 割り引きは一切無し
あとはチラシを作りポスティング(広告をポストに入れる)を時間を見つけてやっていた
オープン準備の合間に配るだけだから配れる枚数はしれてたけどね。
だけど南岩国駅が近い事や、準備期間中にお客様が入ってきたこともあり
オープンしてもすぐに利益を出せる!って短絡的に考えてた(苦笑)
美容組合長からは「当面の運転資金も考えて多めに融資してもらったら?」って助言を受けたけど
すぐに利益が上がると思ってる僕は必要最小限しか融資を受けなかった
オープン日を考えてたんだけど、「11月26日が日が良いから26日にしたら?」
と義理の母に言われ、素直な僕は(笑)月曜日なのに26日にオープンする事に決めた
店名は「将来店を出すときの為に名前を決めておこう!」
と 17歳で美容院に就職したばかりの時に決めた「プレイス」だ
ちらしの原稿にプレイスって書いてるのを初めて見たときは身震いみたいな物を感じたなぁ
そして運命の日 平成19年11月26日 を迎える
Ⅱへ続く