「天然ヘナ」でパーマがかからない!?その犯人は!?

 

ネットでヘナを購入して使っているってお客様にパーマをかけたんだけど

薬剤が全然効かない!!

 

 

・ヘナの頻度が高すぎる事

・毎回毛先まで塗ってるのでヘナが重なりすぎてる

もしかしたら上記の2つが原因かもしれないので気を付けるようお伝えしました

 

 

そして数か月後…

 


 

こんにちは!

JR南岩国駅すぐ近くの美容院・プレイスの藤原です

自分自身がカラーアレルギーを経験した事から

植物(葉っぱ)で染める自然派ヘアカラー(ヘナ・インディゴ)に力を入れて

安心と美髪を提供する事に日々全力で頑張ってます!

 

特にクセ毛・40代以降の方はお任せください!
普段の営業でのお客様へのご説明が足りてない部分などをここに綴ってます

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そのお客様が再来店されてこう言った

 

 

 

前回パーマ液が効かないって言われたから違うヘナに変えてみたら

匂いが全然違った!!

 

 

 

ヘナを変えてからは普通にパーマもかかるようになったので

間違いなくケミカルヘナだったんだろう….

 

 

 

 

ケミカルヘナとは染まりが良くなるようにヘナに化学染料を混ぜ合わせた物

 

 

 

だけど裏面の制定成分表には「ヘナ(ヘンナ)」記載のみ

 

 

 

 

できればそのヘナを見せてもらいたかったんだけど

もう捨てちゃったとの事で残念でした…

 

 

 

 

成分表に「ヘナ」以外に記載されていないのに化学染料が混ぜてあるの??

 

って思う方もいるだろうけど

現地(インド)で化学染料をこっそり配合したヘナは昔からあります

 

 

 

インドでは国営事業とされていて、栽培されたヘナは一度市場に集められ

7~8段階のランク付けをされます

 

品質の悪いヘナは含まれる色素も少ないので染まりが悪く

そのまま輸出すると染まりが悪い=売れなくなってしまうので

 

 

「ピクラミン酸」「HC染料」

と呼ばれる化学染料を混ぜて輸出されます

 

 

 

ピクラミン酸(Picramic Acid)は、ニトロ化合物の一種であり、染料や酸化剤として知られています

ヘナに配合する事で酸化反応が強化されてヘナの染色力がアップされるので

品質が悪く染まりの悪いヘナでも綺麗に発色するようになる。

 

 

だけど、ピクラミン酸は感作性が高く(アレルギーを起こしやすい)皮膚への刺激が強いので

 

オーストラリアの AICIS「工業用化学物質の安全な使用を監視・評価する政府機関」にも

 

・ピクラミン酸およびピクラミン酸ナトリウムは、強い皮膚感作性を持つ。

・動物実験においても皮膚への繰り返し曝露により明確なアレルギー反応が観察されている。

・人間のケーススタディでも、化粧品(特にヘナ製品)使用後に皮膚炎や接触性皮膚炎を起こした例が複数報告されている。

・感作性の発現メカニズムはハプロテン仮説(小さな分子が皮膚中のタンパク質と結合して抗原になる)で説明されている。

 

と記載されています。

 

 

 

 

ピクラミン酸の匂いの特徴としては

独特で刺激臭のあるニオイ

→ 化学薬品っぽい、鼻にツンとくるような刺激臭

 

ヘナに混ぜたときの変化

→ ピュアなヘナは「草っぽい香り」「抹茶のような香り」がしますが、

ピクラミン酸入りヘナは「薬品っぽい・ツンとした臭いが混じる」と感じることが多い

 

 

ただ、ビックリするほどのツンとした臭いではないので

ヘナを匂い慣れていないと感じないかもしれません。

 

 

 

市販のヘナやネット通販のヘナは、成分表示が曖昧なものも多く、

ピクラミン酸などの化学成分が混入している可能性もあります。

 

染まりが良すぎるヘナや、色味が極端に鮮やかなもの、

匂いが不自然なものには要注意です。

 

 

 

とにかく 安価なヘナには手を出さない事!

信頼できる店舗やネットショップで購入してください

 

 

 

 

 

じゃあまた (´・ω・ )ノ


 

 

 

Hairmake Place 美容室プレイス

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