カラーにかぶれると伝えると必ずヘアマニキュアを勧められる
「ヘアカラー(アルカリカラー)をすると次の日に痒くなる」
って伝えると、どこの美容院もヘアマニキュアを勧めるんです
ヘアマニキュアはすぐに色落ちするし、根元の白髪が染まらないし
何か他に良い方法はないですか?
ってお問い合わせがありました。
こんにちは!
JR南岩国駅すぐ近くの美容院・プレイスの藤原です
自分自身がカラーアレルギーを経験した事から
植物(葉っぱ)で染める自然派ヘアカラー(ヘナ・インディゴ)に力を入れて
安心と美髪を提供する事に日々全力で頑張ってます!
特にクセ毛・40代以降の方はお任せください!
普段の営業でのお客様へのご説明が足りてない部分などをここに綴ってます
ご質問等がございましたらお気軽にお問い合わせください
お電話、LINE、コメント欄からでもOKです
℡0827-31-0057
⇩⇩⇩初めての方は読んでみて下さい
もしもプレイスでヘナを取り扱っていなかったとしたら
同じようにヘアマニキュアを勧めると思います
だって他に選択肢がないんだもん(苦笑)
どこの美容院でも同じような対応だと思います
アルカリカラーにかぶれるならヘアマニキュア
へアマニキュアにもかぶれるようなら「やめた方が良いですよ…」
だけどちょっと待って!
ヘアマニキュアも化学染料です
ヘアマニキュアはタール系染料と呼ばれる化学染料を使用して染色します
成分表には黒 401・赤106・青1 のように表記されます
アルカリカラーにかぶれる(アレルギー)原因はほぼ、ジアミンと呼ばれる化学染料が原因です
ジアミンはアレルギーを起こしやすい物質なのですが
ここで思い出してほしい500ダルトンルール
⇩化粧水についての説明だけど書いてあるので下記の記事を読んでみて下さい
ナノ粒子の皮膚浸透性と安全性についての論文
要約すると
●皮膚感作性を示す物質の分子量はほとんどが500ダルトン以下である
●外用医薬品やTDDS(皮膚から薬を送りこむ経皮薬物送達システム)中に含まれる薬物のほとんども
500ダルトン以下である事を基準としてこの経験説を提唱
アレルギーを起こす物質のほとんどが500ダルトン以下である。って事なのですが
ヘアカラーや白髪染めと呼ばれるアルカリカラーに含まれる
化学染料・パラフェニレンジアミン の分子量は108 かなりの低分子
ヘアマニキュアに含まれるタール系染料は
黒401=616
青1=792
と微妙に500ダルトンより大きいのですが
ヒアルロン酸は分子量100万以上・コラーゲンは30万
低分子化されたスーパーヒアルロン酸でも5~10万・低分子コラーゲンでも4500ダルトン
って考えるとヘアマニキュアの染料もかなり小さい分子量である事が分かります。
ですが、500ダルトンルールは、あくまでも健康な皮膚の話なので
肌荒れをしていたり、加齢によるセラミド不足などが起きていると
500ダルトン以上の物でも真皮まで通してしまいます
「プロトピック軟膏」ってアトピー性皮膚炎の過剰な免疫反応を抑える薬があるんだけど
分子量は「822ダルトン」で「500ダルトン」より大きいので真皮まで到達できません
だけど、荒れて傷んだ皮膚は大きな分子量の物も通してしまうので
皮膚の悪い部位にのみ吸収されて効果を発揮し、健全な皮膚の部位からは吸収されないように計算されて作られています
(ヘアマニキュアの染料と同程度の分子量)
そう考えると、頭皮の状態が良くない場合はへアマニキュアの染料も真皮にまで到達し
良くない影響が出る可能性が考えられます
実際にプレイスのお客様にも、ジアミンアレルギーだからヘアマニキュアに変えてみたけど
そのうちヘアマニキュアにもかぶれるようになってしまった方が数人おられます
またアレルギーの問題とは別の話で、へアマニキュアはコラーゲンにも吸着してしまいます
頭皮に付くと色が数日間程度残ってしまい、多く付いてしまうと見た目がちょっと….
なので頭皮ギリギリに塗っていくのですが
白髪が多い場合は根元の白髪が多少残って見えてしまう事があります
なので、アレルギーや根元の問題を考えると
プレイスではへアマニキュアをお勧めしません
何に対しても100%とは断言できませんが、アレルギーを起こしにくく根元まで塗布できる
ヘナをお勧めします。
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