湯シャン・重曹シャンプー・どっちが良いの？
あるお客様が化学的な物を使いたくないからとの理由で
シャンプーを使わず重曹を湯に溶かして髪も身体も洗っている
との事でした。
こんにちは！
JR南岩国駅すぐ近くの美容院・プレイスの藤原です
植物（葉っぱ）で染める自然派ヘアカラー（ヘナ）
低アルカリ・弱酸性の縮毛矯正（ストレートパーマ）
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湯シャンとはシャンプーを使わずにお湯だけで髪の毛を洗う事
脱洗剤とは身体にも石鹸ボディーソープ等を使用せず湯洗いだけにする事
タモリさんがテレビで
「俺はシャンプーも石鹸も使わない」
って言ったことが始まりで芸能界でも流行った事があるのですが
かなり昔から脱洗剤をしてる人はいたんですよね。
脱洗剤派の方の意見は
人間の身体には常在菌が存在してる
その常在菌が汚れを分解してくれるので人間には洗剤は必要ない
的な感じ（ざっくりですが）
日本で一番最初に石鹸を使ったのは織田信長と言われてます
当時庶民には手の届かない高級品だったとか
なので一般的に石鹸が使われるようになったのって
人間の歴史から見るとつい最近の事
僕自身は「洗剤を使うのが嫌だ」みたいな考えは特にありませんが
乾燥肌で冬場はカサカサになって痒くなるので
もうずいぶん前から身体には洗剤は使っていません
だけど皮脂でベタベタする事もないし、加齢臭も今のところ指摘されません（笑）
なので実体験からも皮膚に洗剤は必ずしも必要ではないと思っています
一般的な汚れには。ですよ
お仕事によっては必要でしょうし、メイクを落とすためにも必要です
だけど
髪の毛に常在菌は存在しません
頭皮と髪の毛
同じ場所にあるから同じように考えてしまいがちですが
全く違うものです
なので汚れを落とす為にもシャンプーは必要です
また髪の毛の表面にあるキューティクルは疎水性です
疏水性とは、水に対する親和性が低い、すなわち水に溶解しにくい
あるいは水と混ざりにくい物質または分子（の一部分）の性質のことである。 wiki抜粋
水に対する親和性が低い＝油とは相性が良いので
皮脂が吸着してしまいます
その皮脂を落とす為にもシャンプーは絶対に必要です
重曹はアルカリ性なので油を落とせるとはいっても
シャンプーの界面活性剤ほどではありません
サラダ油を手に塗ってべとべとにして
重曹と洗剤で洗い比べると納得できます
そもそもお湯に溶かした程度の重曹では
キューティクルに吸着した皮脂までは落とせないし
重曹をそのまま使えば髪の毛が傷みます
なので湯シャンでも重曹でもなく
髪の毛にはシャンプーが必ず必要です！
で、身体の話に戻ると
湯洗いで十分なので別に重曹使わなくても良いんじゃないかな？
ってのが僕の実体験による意見です。
ちなみに突然洗剤を使うのをやめても常在菌が戻るのに1週間から10日間くらいかかると言われていますので
週一で洗おう！みたいなのが1番間違いです。
じゃあまた (´・ω･ )ﾉ
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