ホームカラーは危険です!!【その②】
↑昨日の続きです
こんにちは!
JR南岩国駅すぐ近くの美容院・プレイスの藤原です
植物(葉っぱ)で染める自然派ヘアカラー(ヘナ)
低アルカリ・弱酸性の縮毛矯正(ストレートパーマ)
髪の傷みを最小限に抑え美髪を提供する事を日々全力で頑張ってます!
特にクセ毛・40代以降の方はお任せください!
普段の営業でのお客様へのご説明が足りてない部分などをここに綴ってます
ご質問等がございましたらお気軽にお問い合わせください
お電話、LINE、コメント欄からでもOKです
℡0827-31-0057
美容院の薬と市販の薬の違いについて書く前に
矯正(ストパー)の失敗についておさらいしておきます。
縮毛矯正(ストレートパーマ)には失敗と事故の2種類あります
失敗とはやり直しの効くミス
事故とはやり直しの効かないミス
①薬が弱すぎて(効きが悪くて)クセ毛が綺麗に伸びなかった
この場合はもう一度やり直せば綺麗になります
②薬が効きすぎてチリチリになってクセ毛が伸びなかった
薬が効きすぎた部分はもう二度と薬を付けられないので
カットで切って無くすしかない
①が失敗、②が事故です
ホームカラーが原因で起こる矯正のミスは
事故率の方が断然高い!
どうにもできない、切るしかない状態です
昨日の記事で
美容院の薬も市販の薬も同じだと書きましたが
一般的なヘアカラー(おしゃれ染め・白髪染め)は
1剤にアルカリ剤と染料
2剤に酸化剤
1剤と2剤を混ぜ合わせる事で化学反応を起こし
明るくしたり髪に色を付けたりしています
アルカリの強さや酸化剤の濃度は違いがあっても
基本的には美容院も市販も同じです
基本は同じだけど
美容院の場合は髪質に合わせてアルカリや2剤濃度を調整して
必要最小限の傷みで抑えれるように調合しています
だけど
ホームカラーが危険なのは薬の違いだけではなく
塗り方の違いです!
いつも言っていますが
ヘアカラーも矯正も基本リタッチです
リタッチとは前回の施術後に伸びた根元部分だけを
染めたりかけたりする事です
⇩こんな感じで前回染めた後に伸びた根元部分だけを染めます
例えば毎回根元から毛先まで塗ったとしたら
毛先は何回も染めた事になります
もっと頻繁に染めるとこんなに!
毎月染めてたら毛先なんて30回以上!!
毎日続けて染めるんじゃないんだから大丈夫なんじゃないの?
っていう人もいるけど
傷んだ髪の毛は放って置けば治りますか?
割れたら二度と治らない爪と同じで
一度傷んだ髪の毛は現代の毛髪科学では治せません
トリートメントは一時的な手触り向上等の誤魔化しでしかなく
健康毛に戻すことは絶対にできない。
っていうのが現代の毛髪科学の先生方の意見
なので、前回のヘアカラーから何か月空けようと
前回のヘアカラーで傷んだ髪の毛が治る事はないのだから
その部分をもう一度染めればヘアカラー2回分の傷みになるわけです
例えば
ヘアカラーをしていない状態だと矯正の薬剤を塗って聞くのに30分かかるとします
1度ヘアカラーをすれば10~15分程度で効いてしまいます
その位ヘアカラーの影響は大きいので
ホームカラーでリタッチが出来ないと毛先には何度も薬剤が付いてしまってる状態なので
矯正の薬剤を塗って5分も持たないような状態です
なので昨日の記事にも書いたけど
分け目と生え際は頻繁に染めて 何度かに一度全体を染めるような方は
1番危険です!
頻繁に染める部分と 何度かに一度しか染めない部分の状態が違いすぎて
頻繁に染める部分に合わせるとその他は効きが悪く伸びないし
逆にすると頻繁に染める部分は効きすぎてチリチリに!
そもそも自分でリタッチなんてできるわけありません
美容師の僕でも自分の髪の毛をリタッチで綺麗に染める事なんてできません
なので
ホームカラーは危険です!
カラー以外何もしない方は良いと思いますが
パーマやストパーをされる方はホームカラーを
今すぐやめましょう
いつかチリチリになって元に戻るまでに何年もかかってしまうような事故が起きてしまいます
ホームカラーを続ける限り
いつか失敗を経験する日が必ずやってきます!
で終わりたいところだけでど
色々な理由でホームカラーをしなければいけない人もいるのが現実です
明日は「パーマやストパーの失敗に繋がり難いホームカラーの方法」について書いてみます。
じゃあまた (´・ω・ )ノ
Hairmake Place 美容室プレイス
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