植物のヘアカラーでトーンダウン(髪色を暗くする)
植物のヘアカラーでトーンダウン(明るく染めた髪の毛を暗く染める)したいっていうお問い合わせがあった
明るいヘアカラーと縮毛矯正(ストレートパーマ)を繰り返しされていて
一部分はビビリ毛になってしまっているとの事
アルカリカラーでトーンダウンしてもすぐに色が抜けちゃうのは髪の毛の傷みが原因
傷んだ髪の毛は
キューティクルが損傷し 髪の毛の中にはダメージホール(穴・隙間)が多く
染めても隙間から色素が流れ出してしまい、すぐに色落ちしてしまう
どんなヘアカラーを使って暗く染めても、必ず髪の毛は傷む
傷むから余計に色が抜けやすくなって、すぐに明るく戻る
また染めてまた傷んでもっと抜けての悪循環
そんな時こそ葉っぱの出番だ!(笑)
髪の毛を傷めずにトーンダウンできるし
ダメージホール(穴・隙間)の穴埋め効果もある
アルカリカラーの科学染料よりも抜け難く色持ちも良い
植物の色素が毛髪内部に入り込み、髪の毛のたんぱく質(ケラチン)に絡みつく性質を持っているので
一度入った色素(色)は出難くなる
ダメージホールが埋まる事で、傷んだ髪の毛の強化になり
水分と油分を保持するチカラもあるので、トリートメント効果も高い
また、髪の毛を疎水性に振ってくれるのでクセ毛の収まりも多少良くなる
って書くと 非のないすばらしいヘアカラーに聞こえるけど
デメリットもある
●どの位暗くなるか分かんない(調合で調整できるけど、染まり具合に個人差があるから大雑把にしか選べない)
●色味は選べない(アッシュ系とかピンク系だとか)
インディゴって葉っぱを単品で使うとアッシュ系に色が入るけど
もしかしたら緑が強く出るかもしれないし、暗くなりすぎるかもしれない
なので 「色味や明るさを思い通りにしたい!」 「完璧を求めたい!」
って方にはお勧めできません
だけど 葉っぱの気分に全てを任せてみよう♪
位の気持ちで染めるなら、最高のヘアカラーです
プレイスでのトーンダウン施術例です
ビフォー
染めタイム
アフター
色もだけど、艶も出てるでしょ?
正直言うと、この時は仕上げに ちょっとブラシ使ったけど(笑)
このモデルさんはヘナとインディゴを混ぜて染めたんだけど
インディゴ単品で染めるよりトリートメント効果が高いです
ビフォーアフターで並べてみると 毛先の赤茶けた色が落ち着いてるでしょ?
もっと暗く染まる予想だったんだけど、結果オーライ(笑)
植物のヘアカラーだと、今以上に傷む事がないから
染めれば染めるほど色落ちが酷くなる悪循環から抜け出す事ができる
だけどインディゴ単品だと色持ちが良すぎて
数ヵ月後に明るくしたいって思ったときに邪魔になる事もあるから注意が必要
メリットもデメリットも理解したうえで選択するのなら
これほど髪にも頭皮にも良いヘアカラーは他に存在しません!
そんな感じのヘアカラーです。
Hairmake Place 美容室プレイス
岩国市南岩国1-13-21 ℡ 0827-31-0057