毛先のハネに縮毛矯正はNG?肩上ボブがはねる本当の理由

肩上ボブの毛先がハネるから縮毛矯正をかけたい?

 

先日、「肩上ボブの毛先がハネるので、縮毛矯正をかけたい」という相談がありました。

でも実は、その毛先のハネ、クセ毛とは関係ないんです。

 


こんにちは♪

南岩国駅すぐの美容室「プレイス」の藤原です。

自分自身がヘアカラーにアレルギーを発症したことをきっかけに

植物で染める自然派ヘアカラー(ヘナ・インディゴ)に力を入れています。

特に40代以降の髪のお悩みに全力対応中!

 

普段の営業で伝えきれないことをこのブログに綴っています。

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◆毛先のハネ、クセ毛とは関係がない!?

 

今回ご相談のあったお客様ですが、

前回は襟足ギリギリのボブにレイヤーを入れてシルエット調整をしました。

 

それから数ヶ月が経ち、肩の少し上まで伸びてきてちょうどはねやすい長さになっていました。

 

しかも、普段から耳にかけることが多いとのこと。

そのせいで根元が後ろ方向に引っ張られ、軽さの出た毛先が外にハネてしまっていました。

 

 

◆縮毛矯正で解決しない理由

そもそも縮毛矯正は根元に薬剤をつけられません。

(頭皮に薬剤がつくと根折れや断毛の危険があるので、1cmほど離して塗布します)

 

毛先のハネの原因が“クセ毛”であれば、矯正によって真っすぐに整えることができますが、

今回のように根元の向きと毛先の軽さが原因の場合は、縮毛矯正をかけても解決できません。

 

むしろこうした状態で毛先を真っすぐにしてしまうと、

不自然に見えたり、余計にハネが目立ったりすることもあります。

 

だからこそ、必要なのは「はねにくいカット」なんです。

 

◆はねにくいカットで自然にまとまるように

毛先のハネを抑えるために一番大切なのは、カットのバランスです

特に肩上の場合、ほんの数ミリの違いで毛先の動きが変わることもあるんです。

 

長さや重さの設定、レイヤー(段)を入れる位置、髪の毛をすく量などの影響は大きく

それによってはねやすくなったり、収まりが良くなったりと、全然変わってしまいます。

 

また、日常のクセも大きく関係します

普段耳にかけるクセがある人や、毎日のように髪の毛を結んでいる人方は、

根元の向きがクセ付いてしまい、はねたり収まりが悪くなってしまいます。

 

だからこそ、長さや重さをはねにくい位置に設定することで

収まりの良いスタイルを作ることができるんです。

 

 

◆日本人に多い「右ハネ問題」

左側は内巻きになるのに、右側はいつもハネてしまう

そんな方、実はけっこう多いんです。

 

肩下ロングやショートだと気付きにくいんだけど、

実は誰もが左右で生え方が違うんですよね。

 

その差が、片方だけハネたり収まりが悪くなったりする原因です。

 

実は髪の毛ってつむじを中心に放射状に生えてます。

 

↓↓↓上から見た図だけど、左側は根元が立ち上がるように生えていて

右側は根元がつぶれるようにはえてる

左側は根元が立ち上がってるから、毛先が内巻きに入りやすいけど

 

左側は根元がつぶれて生えてるから毛先がはねてしまう

ってのが右ハネ問題の正体です。

 

 

右ハネ問題を解決するには、右側の潰れた根元を起こすように乾かすこと

(黒い矢印方向にドライヤーの風を当てて根元を起こすように乾かす)

 

そうすることで、右側の根元も立ち上がって、毛先も内巻きに入ります。

 

実はこの考え方、右側だけじゃなくすべてのハネに共通しています。

 

はねている部分の「根元の向き」をよく観察して、

逆方向に乾かすだけで解決できるケースも多いですよ。

 

 

よく分からない方は、いつでもご相談ください。

 

じゃあまた (´・ω・)ノ


 

 

 

Hairmake Place 美容室プレイス

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