付けてもモチモチしない化粧水
「化粧水使ってみたけど水みたいでしっとりモチモチしなかった」
ちゃんと説明したのに聞いてなかった? それか忘れた?(笑)
こんにちは!
JR南岩国駅すぐ近くの美容院・プレイスの藤原です
植物(葉っぱ)で染める自然派ヘアカラー(ヘナ)
低アルカリ・弱酸性の縮毛矯正(ストレートパーマ)
髪の傷みを最小限に抑え美髪を提供する事を日々全力で頑張ってます!
特にクセ毛・40代以降の方はお任せください!
普段の営業でのお客様へのご説明が足りてない部分などをここに綴ってます
ご質問等がございましたらお気軽にお問い合わせください
お電話、LINE、コメント欄からでもOKです
℡0827-31-0057
肌に良い成分
基礎化粧品に入っている成分で1番に最初に思いつくのは
ヒアルロン酸・コラーゲン
などじゃないですか?
確かにヒアルロン酸やコラーゲン配合の化粧水は
塗ったそばからモチモチした感触でしっとり感も感じ
効果が出たような気がして 売れるので いろんなメーカーが配合しているだけ
化粧水等に配合されている成分のほとんどは
肌に浸透しないので使う意味がありません
今回は論文も示したうえでキッチリと説明します
化粧品の浸透効果について語るのに外せないのは
500ダルトンルール
ダルトンってのは分子や原子の質量を表す単位
表皮は3000以下、真皮は分子量500程度までの分子量しか通さない
ナノ粒子の皮膚浸透性についての論文
●皮膚感作性を示す物質の分子量はほとんどが500ダルトン以下である
●外用医薬品やTDDS(皮膚から薬を送りこむ経皮薬物送達システム)中に含まれる薬物のほとんども
500ダルトン以下である事を基準としてこの経験説を提唱
化粧品成分の体外と体内から皮膚への送達
経皮吸収研究で著名なルール
⇩500ダルトンルールに関しては僕も何回もブログで書いています
ここのブログではモル(g/mol)という単位で説明していますが
1ダルトン=1モル で問題ありません
⇩
蛋白分子量換算 *Note: 1 kiloDalton (kDa)のproteinは蛋白1モル当り1 kilogramの分子量 に相当します。
g/molは1モルあたりの分子の質量を示すのに対して、ダルトンは原子の質量そのものを指します。
1モルあたりの水の質量 : 18g/mol * 1mol = 18g
1分子の水の質量 : 18Da = 18 × 1.66×10^-27kg
よって、単位系が異なるので厳密には変換できませんが、値としてはそのまま用いても特に問題が起こることはないと思います。
その場合、Da = g/molで値が等しくなります。
なので
表皮は3000以下、真皮は分子量500程度までの分子量しか通さない
肌は、外側から表皮と真皮、皮下組織の3つに分類されており
1番外側の表皮は肌表面の厚さ0.2mmしかありません
表皮の下にある真皮は、コラーゲンやエラスチンなどでできた繊維で構成されていて
肌のハリや弾力は、この真皮が大きく関わっています。
表皮と真皮の大きな違いとして、真皮には毛細血管が存在します
真皮の毛細血管は表皮へ栄養を送り、表皮部分の細胞分裂やターンオーバーを促す
なので
真皮まで到達(浸透)しないと化粧品として効果が得られない
と考えています。
ヒアルロン酸は分子量100万以上・コラーゲンは30万
低分子化されたスーパーヒアルロン酸でも5~10万・低分子コラーゲンでも4500
表皮すら浸透せず 肌表面にくっ付いているだけの
ヒアルロン酸やコラーゲンを手で触るからモチモチしっとり感じているだけで
全く意味がない
そこでプレイスの化粧水は3種類の主成分を配合しています
●プラチナナノコロイド
東大の宮本教授が開発した4種類全ての活性酸素を除去できる画期的な成分
●プロパンジオール
表皮の再表面にあるバリア機能や保湿機能を受け持つ角層と呼ばれる部分の水分量増加
●PCA-NA
肌の潤いを保つ3大保湿因子のうちの一つNMFに含まれるのが PCA-NA
分子量は
プラチナナノコロイド=190 g/mol
プロパンジオール=76.1 g/mol
PCA-NA=150 g/mol
どれも500以下です
プロパンジオール総合レポート
PCA-NA総合レポート
プラチナナノコロイドについては⇩
白金ナノコロイドによる過酸化水素由来細胞障害性の抑制
過去記事でも説明しています
しっかり読んでくれた方なら分かってくれると思いますが
プレイスの化粧水がモチモチしないのは
ちゃんと真皮まで浸透する化粧水だからです。
最後に一言
論文とか長すぎて絶対読んでないでしょ?(笑)
じゃあまた (´・ω・ )ノ
Hairmake Place 美容室プレイス
岩国市南岩国1-13-35 ℡ 0827-31-0057