アルカリ除去をする事で髪の傷みを抑え長持ちする♪
髪の毛は弱酸性
パーマ液・カラー剤はアルカリ性
酸性の髪の毛にアルカリの物を付けると悪影響が起きる事はなんとなく想像が付くでしょ?
なんだかんだ言っても薬液による髪の毛の傷みはアルカリの影響が1番大きい
アルカリは2液を付けてもすぐにシャンプーしても髪の毛の中から出て行かないので
バッファー剤と呼ばれる物でアルカリをやっつけて髪の毛を弱酸性に戻してあげる事を
アルカリ除去
と呼びます。
こんにちは!
JR南岩国駅から徒歩3分の美容院・プレイスの藤原です
植物(葉っぱ)で染める自然派ヘアカラー(ヘナ)
低アルカリ・弱酸性の縮毛矯正(ストレートパーマ)
髪の傷みを最小限に抑え美髪を提供する事を日々全力で頑張ってます!
アレルギー体質・かぶれ・敏感肌・髪の傷みでお悩みの方でも
安心してご来店いただける技術と材料で
「本当の綺麗と安心」を提案します
特にクセ毛・40代以降の方はお任せ下さい!
普段の営業でのお客様へのご説明が足りてない部分などをここに綴ってます
ご質問等がございましたらお気軽にお問い合わせください
お電話、LINE、コメント欄からでもOKです
℡0827-31-0057
PH(ペーハー)とは酸性・アルカリ性の程度を示す記号で
真ん中の中性が7・数字が小さいと酸性・大きいとアルカリ性になります
髪の毛の等電点(健康でイオンバランスが整った状態)はPH5前後
一般的なパーマ液はPH9前後
明るいカラー剤だとPH10~11
って聞くと薬剤が髪の毛にとってどれだけ過酷な物かが分かるでしょ?
だけど、パーマもカラーも基本的にはアルカリの力がないと上手く作用しないので仕方がない事なので
パーマやカラーでアルカリに傾いたPHを施術後にいかに戻してあげられるかが重要なんです!
アルカリ除去には酸リンスやバッファー剤って呼ばれるものを使うんだけど
僕が見習いの頃にも酸リンスはあったし使ってた
だけど当時と今では中身も違うし使い方も全然違う
昔はパーマの2液の前に酸リンスを使ってた
だけど今は2液の前に酸リンスやバッファー剤を使うと収斂作用で2液の浸透の妨げになり悪影響となるので
1番最後に使うようになった
ちょっと考えれば当たり前の事なんだけど
当時は2液前に使う事に誰も疑問を感じていなかった(苦笑)
PHと酸度
ややこしい話になるので端折るけど
アルカリに傾いた物を弱酸性に戻すためには酸性の物を付けるんだけど
酸性すぎると(PHが低すぎると)過収斂を起こしてしまい
逆にアルカリ剤を閉じ込めてしまう事になる
髪の毛の等電点が5前後なのに
今現在販売されてる酸リンスやバッファー剤のほとんどはPH3~4の強酸性
そんなものを髪の毛に付けると
キューーーーーー!って収斂しすぎちゃう
なのでプレイスで使用してるバッファー剤は
PH5.5の弱酸性・それでいて酸度は高い
こんなバッファー剤ほとんどないからね
PHが低すぎず酸度が高い物を探しまくったけど
たった2つしか見つからなかった
しかも材料屋さんは持っていなかったので
メーカーから直接仕入れて使ってます
美容師さんって酸リンスやバッファー剤は安価なものだと思ってるし
一般的な酸リンスって1リットルで1000円程度(一人当たりのコストは100円以下)
ちなみにプレイスのバッファー剤はパーマ液よりも全然高い(汗)
だけどそれだけのコストをかけても惜しくないほど
アルカリ除去は大切で髪の毛への影響が大きい
トリートメントのようにツルツルしたり目に見えるような効果は少ないけど
時間が経った時の髪の毛の傷みは全然違ってくるし
パーマやカラーの持ちも良くなる
数カ月に一度のパーマやカラーの度にアルカリ除去をちゃんとするかしないかで
1年後の髪の毛は全然変わってくる
面白いのが
水60mlを測ると60gなのに
酸度の高いバッファー剤だと約70gになる
酸度が高くなると重くなるんだって!
面白いよね♪
ちなみにバッファー剤でアルカリが消えるわけじゃない
アルカリの暴走をバッファー剤で止めてるだけなのでその後のシャンプーで洗い流す必要がある
なのでパーマやカラー後のシャンプーは必要以上に感触向上剤や発泡剤の入っていない物を選ぶことが大切です
もちろんプレイスのシャンプーはそのこともきちんと考えて作ってます!
じゃあまた (´・ω・ )ノ
Hairmake Place 美容室プレイス
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