弱酸性デジタルパーマ
髪の毛や肌のPH(ペーハー)は
PH約4.5~5.5 程度の弱酸性だけど
一般的な縮毛矯正(ストレートパーマ)やデジタルパーマの薬はアルカリ性
酸性の髪に真反対のアルカリ性の物を付けると髪の傷みになる事は
簡単に想像が付くだろうけど、それだけじゃない
髪の毛にアルカリ性の薬を付ける事によって髪の毛はアルカリ膨潤と呼ばれる作用を起こし膨らむ
通常よりも膨らむ事で、濡れた時に含む水分量がいつもよりも多くなる
アルカリ膨潤し通常よりも含む水分が多い状態に
デジタルパーマのロッドで巻いたまま高温に加温される事で
過水分状態から一気に脱水されて傷みとなる
ちょっと大げさに言ったけど(笑)
デジタルパーマの場合はロッドに巻きつけた状態で熱を加えるので
アイロンを動かす事で、一箇所にあたる熱は短時間の縮毛矯正と違い
利用できる熱のパワーが多く、大きいので
縮毛矯正と比べてアルカリ剤が少なくてもかける事ができる
むしろ、必要以上のアルカリ剤を使用してしまう事で
デジタルパーマの失敗が起こってしまう場合がほとんど
経験ありません?
デジパーかけたら毛先がチリチリとかジリジリした感じになった事。
アルカリ剤が暴走した事が原因ですよ!
ビフォー
細くて軟毛、髪の毛の中身が少ないので
コールドパーマ(普通のパーマ)だと綺麗にかからないし、すぐにおちてしまう
ちなみにこの写真、半年前のデジタルパーマがまだ残ってるから
軟毛でパーマがかかりにくくて落ちやすい人にもデジパーはお勧め
今回使用した薬剤はPH5の弱酸性(髪や肌と同じPH)
10分置いたらすぐ流す
80度で10分
昔のデジタルパーマのように100度以上の温度を使う事は無い
アフター
完成♪
説明しても分かりにくいだろうけど
この髪質でこんなリッジのあるカールが出せるのはデジパーならではなんです
アルカリ領域の薬剤を使わずに無理なくかけられるのだったら
弱酸性の薬剤の方が髪の毛のダメージは激減できる!
縮毛矯正の場合は弱酸性だと難しい場合が多いけど
デジパーの場合は弱酸性で幅広い髪質に対応できる。
だけど、デジタルパーマにも苦手な部分があって
細かいウェーブが出せなかったり、根元からの立ち上がりがほしいショートスタイルには向いていなかったりするけど
一度でも縮毛矯正(ストレートパーマ)をかけた髪の毛に綺麗にパーマをかけたかったら
絶対にデジタルパーマが1番!
他にも
パーマがかかりにくい
クセ毛がある
そんな方にもお勧めです。
ちなみにデジパーをかけて毛先のパサつきが気になる場合は
バームがお勧め!
重さにもなりにくいのでデジパーのカールも綺麗に出ますよ♪
Hairmake Place 美容室プレイス
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