カラーかぶれだけど明るくしたい!?そのジレンマに答えてみた

「ヘアカラーにかぶれるけど、どうしても明るくしたい!」

 

染めたい気持ちはあるのに、染められない…

このモヤモヤ、実は僕もずっと抱えてきました。

 

というのも、僕自身がジアミンアレルギー(カラーかぶれ)持ち。

だからこそ “染めたいけどできないジレンマ” が、もう痛いほどわかります。

 

そこで今回は、カラーにかぶれる方でも“明るく見せる”ための方法を、

僕自身の経験も交えてお話ししていきます。

 


こんにちは♪

南岩国駅すぐの美容室「プレイス」の藤原です。

自分自身がヘアカラーにアレルギーを発症したことをきっかけに

植物で染める自然派ヘアカラー(ヘナ・インディゴ)に力を入れています。

特に40代以降の髪のお悩みに全力対応中!

 

普段の営業で伝えきれないことをこのブログに綴っています。

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◆体験談

僕は10代の頃からずっとヘアカラーをしてきました。

ところが30歳になった頃、染めた“翌日”に頭皮がかゆくなるように。

 

最初は「まぁ、このくらいなら大丈夫だろう」と軽く考えて、

我慢しながら染め続けていたんです。

 

でも、かゆみは少しずつ強くなり……

気づけば頭皮がただれて、汁が出るほどの状態にまで悪化していました。

 

原因は、カラー剤に含まれる化学染料 「ジアミン」へのアレルギー反応。

カラーかぶれの原因のほとんどはジアミンに対するアレルギーです、

僕の場合も、まさにこれでした。

 

 

◆ヘアカラーで染まる原理

ヘアカラー剤は1剤と2剤を混ぜ合わせることで起きる

酸化反応を利用して髪の毛を染めます。

 

白髪染めも、おしゃれ染めも同じ仕組みです。

 

まず、化学反応によって発生した酸素がメラニン色素を破壊し、黒髪を明るくする(脱色)。

同時に、酸化反応によってジアミンという化学染料が発色し、髪に色がつく(染色)。

 

つまりヘアカラーは、「脱色」と「染色」を同時に行う仕組みなんです。

 

この“染色の元”となる ジアミン にアレルギーがある人は、

そのアレルギー反応によって カラーかぶれ を起こしてしまうんです。

 

◆カラーかぶれでも明るく染める方法

上記で説明したように

脱色=明るくする

染色=色を付ける

という2つの工程があります。

 

ジアミンは“染色”を担当する成分なので、

ジアミンがなくても脱色はできる=明るくすることは可能なんです。

 

その代表が ブリーチ。

ブリーチ剤にはジアミンは含まれていないため、

ジアミンアレルギーの方でも使用できる場合があります。

 

ただし、

「ブリーチは傷むからちょっと…」

という方もいますよね。

 

そんなときにおすすめなのが、ライトナーと呼ばれるカラー剤。

 

簡単に言うと、

“明るめのおしゃれ染めからジアミンだけを取り除いたもの”

というイメージです。

 

どちらも黒髪を明るくすることはできますが、

ブリーチもライトナーも白髪を染めることはできません。

 

◆白髪も染めたい場合には?

「カラーにかぶれるけど、明るくしたいし白髪も染めたい!」

そんな ちょっと欲張りさん(笑) に提案したい方法がこちら。

 

① ブリーチ or ライトナーで明るくしてから

ヘアマニキュア・塩基性染料(HC染料)で色をつける方法

 

ジアミン以外の染料を使えば、白髪にも色をのせることができます。

ただし、マニキュアや塩基性染料は 黒髪を明るくできないので…

 

👉 事前にブリーチやライトナーで明るくしておく必要があります。

 

この組み合わせなら、

「明るくしたい+白髪も隠したい」という希望は叶えられます。

 

ただし…

色持ちは、めちゃくちゃ悪いです。

(これは正直に伝えておきます…!)

 

また、ジアミンアレルギー持ちの方は、

ヘアマニキュアや塩基性染料にも反応してしまうこともあるので、注意が必要です。

 

② もう一つの方法は ヘナ

白髪量にもよりますが、

インディゴを使わず ヘナ単体 で染めると、白髪はキレイなオレンジ色になります。

 

黒髪の中にオレンジが混ざることで、

全体がふわっと明るく見える 効果が出せます。

 

ただし注意点として…

 

白髪が多すぎると

オレンジが主張しすぎて悪目立ちすることもあります。

 

このあたりは白髪量や仕上がりの好みで、向き不向きが変わります。

 

◆まとめ(提案)

カラーにかぶれると、「もう明るくするのは無理なんじゃ…」と思いがちですが、

ジアミンを使わない方法でも “明るく見せる” ことは可能 です。

 

ただし、

・ブリーチやライトナーは明るくできるけど白髪は染まらない

・ヘアマニキュアや塩基性染料は白髪に色は入るけど黒髪を明るくすることはできない

・ヘナは髪の毛や頭皮へのダメージがないけど、白髪量によって向き不向きがある

 

どの方法にも、メリットとデメリットが必ずあります。

 

「これなら絶対大丈夫!」という魔法のような方法はありませんが、

あなたの頭皮の状態や白髪量、仕上がりの好みに合わせて、

“できる範囲のベスト”を一緒に探すことはできます。

 

カラーかぶれがあっても、

明るさをあきらめる必要はありません。

 

大切なのは、髪の毛や頭皮を守りながら、無理のない方法を選ぶこと。

あなたの人生にとって、髪も頭皮も一生ものですからね。

 

 

じゃあまた (´・ω・ )ノ


 

 

 

Hairmake Place 美容室プレイス

岩国市南岩国1-13-35 0827-31-0057

 


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