縮毛矯正後のパーマで失敗…責められるべきはお客様じゃありません
「私が何も知らずに、縮毛矯正の後にパーマをかけてもらったのがいけなかったんですね…」
これは実際にお客様との会話の中で出てきた言葉です
でも、本当のところ“悪い”のはお客様ではありません
原因は、事前に正しくアドバイスをしなかった美容師さんにあるんです!
こんにちは♪
南岩国駅すぐの美容室「プレイス」の藤原です。

自分自身がヘアカラーにアレルギーを発症したことをきっかけに
植物で染める自然派ヘアカラー(ヘナ・インディゴ)に力を入れています。
特に40代以降の髪のお悩みに全力対応中!
普段の営業で伝えきれないことをこのブログに綴っています。
ご質問はLINEやお電話でお気軽にどうぞ♪
℡0827-31-0057
▼LINE登録はこちら
▼初めての方へ(サロン紹介・アクセス・料金など)
冒頭のお客様ですが、プレイスにご来店いただくようになって、もう約5年になります
最初にお越しいただいたのは縮毛矯正の施術で、そのとき髪の毛は大変な状態でした
前回の矯正がほとんど伸びていなかったうえに、部分的には根折れまで…
(根折れとは、薬剤の塗り方やアイロンの操作ミスで起きる、毛が途中で折れてしまった状態)
原因を一つひとつ説明しながら、時間をかけて修正していったのですが
そのお客様から先日、「パーマをかけたい」とのご相談をいただいたんです。
そこで、こんな感じの事をお伝えしました👇
・薬剤の力だけで曲げるのが普通のパーマ
・薬剤と熱の力も使って曲げるのがデジタルパーマ
薬剤の力+熱の力も利用する事で
効率よく真っすぐにしたり曲げたりでき、また長持ちします
縮毛矯正(ストレートパーマ)は熱の力も使って真っすぐにしてあるので
一度でも矯正をかけた部分に、薬剤の力だけでかける普通のパーマだとなかなかうまく曲がってくれません
もちろん矯正のかけ方や髪質、求めるスタイルによって答えは変わってきますが
基本、矯正後に普通のパーマは上手くかかりません
特にヘアカラーもしていると、まず綺麗な仕上がりは期待できません。
(このお客様はヘアカラーもされています)
すると
「以前行ってた美容院で、昔矯正の後にパーマをかけてもらったら
毛先がチリチリになったことがある」
「私が何も知らずに、縮毛矯正の後にパーマをかけてもらったのがいけなかったんですね…」
って言われたんです。
自分を責めないで下さい
責められるべきは美容師です
プロとして施術をし、料金を頂いているんだから
リスクのある事は事前にしっかりと説明するべきです
矯正毛にコールドパーマをかけるリスクを知らなかったのであればプロ失格
リスクを知ってて説明しなかったのであってもプロ失格だと、僕は思います
カットやパーマの技術も大切ですが、知識も重要です
それだけじゃなく、お客様の要望を読む力と、伝える能力も美容師にとって大切な技術だと思います。
髪の状態は、それまでの施術履歴によってずいぶん変わります
だからこそ、正しい知識と信頼できる美容師選びが大切なんです!
じゃあまた (´・ω・)ノ
Hairmake Place 美容室プレイス
岩国市南岩国1-13-35 ℡ 0827-31-0057





