沢山ある色の中から選べるヘナ!
「ヘナをネットで買って 旦那の髪の毛を染めてるんです」
って話があったんだけど
そのヘナは
ブラック・ダークブラウン・ブラウン・ライトブラウン
みたいな感じで複数の色から選べるらしい
ケミカルヘナ(化学染料入りヘナ)だと思って聞いてたけど
通販ページには「ヘナ100%」って書いてるんだって!
本当に!?
こんにちは!
JR南岩国駅すぐ近くの美容院・プレイスの藤原です
植物(葉っぱ)で染める自然派ヘアカラー(ヘナ)
低アルカリ・弱酸性の縮毛矯正(ストレートパーマ)
髪の傷みを最小限に抑え美髪を提供する事を日々全力で頑張ってます!
特にクセ毛・40代以降の方はお任せください!
普段の営業でのお客様へのご説明が足りてない部分などをここに綴ってます
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℡0827-31-0057
そもそもヘナは1度でブラック(真っ黒)なんて染まらないし
そんなにたくさんの色があること自体が怪しいし
「黒髪も明るく染まるヘナ」って物まであったらしい
もうめちゃくちゃ!(苦笑)
ヘナ(ヘンナ)とはミソハギ科の指甲花の葉を
乾燥粉砕し水で溶いただけの物なので黒髪を明るくする事はできない
黒髪を明るくするには脱色(ブリーチ)作用が必ず必要なので
葉っぱにそんな力があるはずがない。
ヘナで髪の毛を染めると白髪はオレンジ色になる
白髪量が少なめだとオレンジ色が白髪をぼかしてくれるけど
白髪量が多すぎるとオレンジ色が目立っちゃうので
そんな時は
インディゴ(ナンバンアイ)というマメ科の植物の葉を使う
ヘナと混ぜて使う(1度染め)か
ヘナ→インディゴと別々に染める(2度染め)で
ヘナのオレンジ+インディゴの青=茶色
に染める事が出来ますが
あくまでも白髪が明るめの茶色から暗めの茶色程度の染まるだけで
黒髪を茶色に明るくする効果は 一切ありません
なのでそのお客様が買ったヘナもケミカルヘナなんだろうな
って思ってたんだけど
実際にその通販ページを見せてもらったら
ちょっと違った….
ベーシックオレンジ・スーパーダークオレンジ
ライトブラウン・ナチュラルブラウン・ナチュラルブラック
ってオレンジだけでも2色あるし
茶系も3種類の計5種類!?(汗)
成分が書いてあったので見てみると
ベーシックオレンジはヘナ100%
スーパーダークオレンジはヘナとアムラ
アムラってのは インドでは「若返りのフルーツ」って呼ばれる
抗酸化力の高いフルーツでトリートメントにも使ったりするらしいけど
髪の毛は染まらないはずなのになんでスーパーダークオレンジには入ってるんだろう?
むしろアムラが入ってる分オレンジが薄まりそうだけど
意味が分からない….
ライトブラウンやブラックにも
ヘナとインディゴ以外に色々な物が入ってた
アムラエキス、ムクロジ、シカカイエキス
ムクロジは昔潜在代りに使われてた物で
シカカイもシャンプー代わりに使ったりするものなので
髪の毛は染まらないし
余計な物を配合する事で染まりが悪くなると思うんだけど
なんでブラックにヘナ以外の物が1番多く入ってるんだろう????
だって同じ量を塗っても余計な物が入ってる分
染まりが悪くなるでしょ?
そもそもいろんなものが入ってるんだから「ヘナ100%」って書いてるのがウソじゃん!
って思ったけど
よく見てみると ベーシックオレンジにはヘナ100%って書いてあったけど
それ以外には書いてなかった(笑)
最初にヘナ100%って書いてあるから
ダークオレンジもヘナ100%だと誤解してしまってたんですね…
計算なのかどうかは分かりません(笑)
純粋にヘナの良さを伝えるだけで十分なのに
わざわざ余計な物を配合したり
ランクがAAAだとか色々書いてあったけど
そんな事をするから怪しく見えてしまったり
ヘナが誤解されてしまったりするんです。
ちなみにケミカルヘナ(化学染料や酸化剤入り)を使用すると
物によってはカラーチェンジもパーマもかからなくなってしまう場合がありますので
十分に気を付けて使用してください。
⇩他にも怪しいヘナはたくさんあります
じゃあまた (´・ω・ )ノ
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