ヘアカラーの退色が起きにくい色!?
ヘアカラー(アルカリカラー)は時間が経つと
染めた直後よりも明るくなってしまう
染めた時は良い色だったのに
時間が経つと赤茶けて汚くなってきた…..
こんにちは! JR南岩国駅から徒歩3分の美容院・プレイスの藤原です
植物(葉っぱ)で染める自然派ヘアカラー(ヘナ)
低アルカリ・弱酸性の縮毛矯正(ストレートパーマ)
髪の傷みを最小限に抑え美髪を提供する事を日々全力で頑張ってます!
アレルギー体質・かぶれ・敏感肌・髪の傷みでお悩みの方でも
安心してご来店いただける技術と材料で
「本当の綺麗と安心」を提案します
特にクセ毛・40代以降の方はお任せ下さい!
普段の営業でのお客様へのご説明が足りてない部分などをここに綴ってます
ご質問等がございましたらお気軽にお問い合わせください
お電話、LINE、コメント欄からでもOKです
℡0827-31-0057
古い画像だけど、根元と比べると毛先は赤茶けてバサバサした感じになってるでしょ?
これがヘアカラーの退色が起こった状態です。
↓毛束の上に書いてる数字が明るさを表すトーン
ヘアカラー(アルカリカラー)で7トーンの薬剤で染めると
地毛を8~9トーンまで脱色(ブリーチ)して色味を入れて7トーンに染まる、そんなイメージ
なので時間の経過と共に色味は抜けていき8~9トーンまで明るくなってしまい
根元と比べると毛先は赤茶けて見える
って言うのがヘアカラーの退色が起こる仕組み
下の画像で確かめてみて下さい
2トーンで染めて退色して3~4トーンになっても目立たないけど
8トーンで染めて9~10トーンに退色すれば赤茶けて見えるでしょ?
暗い色の方が色素も多いので退色までの時間も長くなる
100個ある色素のうち20個抜けてもまだ80個あるけど
30個しかないうちの20個抜けたらほとんど残らないっていうような感じ
それに明るいカラー剤ほどブリーチ力は高くなるので
明るい色ほど髪の毛は傷みやすい
傷みが強くなるほどに色味を留める力も弱くなってくるので退色が早くなる
つまり、明るい色を選べば選ぶほど
髪の毛は傷みが強くなり退色も早くなる
また、色味によっても退色の起こり方が変わります
ヘアカラーは 赤青黄 色の三原色の組み合わせで色を作ってるんだけど
青の色素は分子量が小さく抜けやすく
赤の色素は分子量が大きいので抜けにくい
なので赤味を選ぶ方が退色は遅くなる
(とはいっても色味の抜けが差にならないナチュラル系がリタッチには向いてる)
ブリーチしてアッシュ系で染めてもすぐに色が抜けるのは
ブリーチで傷んで色味を留める力が弱いうえに抜けやすい青が多い色で染めるからなんです。
別の話で、同じ明るさでも色味の違いで見え方は変わってくる
例えばアッシュ系から赤系に変えると同じ明るさでも違って見える
このカラーチャートが分かりやすいけど
同じトーン(明るさ)でも違って見えるでしょ?
左側がナチュラル系(色味を強く出していない色)で右側が赤系
同じ明るさに見えないでしょ?
って考えると
ヘアカラーも奥が深いよね~
じゃあまた (´・ω・ )ノ
Hairmake Place 美容室プレイス
岩国市南岩国1-13-35 ℡ 0827-31-0057